ステージピアノとは
ステージピアノはライブやバンド演奏で使うことを前提に設計された電子ピアノです。家庭用の電子ピアノと異なり、可搬性・音色の豊富さ・外部機器との接続性に優れています。
電子ピアノ・シンセサイザーとの違い
| 項目 | ステージピアノ | 家庭用電子ピアノ | シンセサイザー |
|---|---|---|---|
| 鍵盤 | ハンマーアクション(ピアノタッチ) | ハンマーアクション | 軽量鍵盤が多い |
| 音色 | ピアノ+エレピ+多彩な音色 | ピアノ中心 | シンセ音色中心 |
| 重量 | 13〜25kg | 30〜60kg | 5〜15kg |
| スピーカー | なし or 小型 | 大型内蔵 | なしが多い |
| 外部出力 | 充実(XLR/TRS等) | 限定的 | 充実 |
ステージピアノの選び方
- 鍵盤タッチ — ピアノと同じ感覚で弾けるか。ハンマーアクション鍵盤が必須
- 音色 — バンドの中で埋もれないピアノ音色。エレピ・オルガン等の数も重要
- 重量 — ライブハウスへの持ち運び。15kg以下が現実的
- 接続性 — PA機器へのバランス出力、MIDI出力の有無
- 操作性 — ライブ中に素早く音色を切り替えられるか
おすすめ5モデル
1. 軽量コンパクトの新定番
BESTおすすめ
ローランド RD-88
13.5kgの軽量ボディにスピーカー搭載。練習からライブまで
¥176,830※参考価格
- 鍵盤88鍵 PHA-4スタンダード(エスケープメント付き、象牙調)
- 音源ZEN-Core、SuperNATURAL Piano/E.Piano
- 音色数3,000以上
- スピーカー12cm×2 + ツイーター2cm×2(6W×2)
- 重量13.5kg
- サイズ1284×159×258mm
- 出力ステレオ標準フォン、ヘッドホン
RDシリーズ初のスピーカー搭載モデルです。13.5kgの軽量ボディで持ち運びが容易なため、自宅での練習からライブまで1台で完結します。ZEN-Core音源は3,000以上の音色を搭載し、バンドの中でもしっかり前に出る存在感のある音が出せます。PHA-4スタンダード鍵盤はエスケープメント付きで、グランドピアノに近い弾き心地です。ライブハウスでの使用はもちろん、自宅練習もスピーカーだけでOKです。
2. プレミアムピアノ音色の最高峰
#2
ヤマハ CP88
CFX+ベーゼンドルファー搭載。プロが認める最高のピアノ音色
¥275,000※参考価格
- 鍵盤88鍵 NW-GH鍵盤(木製・グレードハンマー)
- 音源AWM2
- 音色数ピアノ57音色 + エレピ・その他
- スピーカーなし
- 重量18.6kg
- サイズ1298×141×364mm
- 出力バランスXLR×2、標準フォン×2
ヤマハのフラッグシップステージピアノです。ヤマハ最高峰のコンサートグランド「CFX」とベーゼンドルファー「290インペリアル」の音色を搭載しており、そのリアルさは生ピアノに最も近いとプロからも評価されています。NW-GH鍵盤は天然木の無垢材で作られ、グランドピアノと同等の弾き心地です。バランスXLR出力でPA直結も可能。ピアノ音色にこだわるプロフェッショナルに。
3. コスパ最強のエントリーモデル
#3
ローランド FP-60X
ポータブルピアノとしてもステージピアノとしても使える万能機
¥176,000※参考価格
- 鍵盤88鍵 PHA-4スタンダード(エスケープメント付き、象牙調)
- 音源SuperNATURAL Piano
- 音色数370音色
- スピーカー13cm×2(13W×2)
- 重量22.0kg
- サイズ1340×151×399mm
- 出力ステレオ標準フォン、XLR
家庭用ポータブルピアノとしてもステージピアノとしても使える万能モデルです。SuperNATURAL Piano音源はローランド独自のモデリング技術で、弾き方のニュアンスを細かく再現します。370音色はライブで十分な数で、スプリットやデュアル機能で同時に2音色を使えます。22kgとやや重めですが、スピーカー内蔵でリハーサルも手軽です。Bluetooth MIDI/Audio対応でアプリ連携も可能。
4. 音色数で選ぶ多機能モデル
#4
カワイ MP7SE
SK-EX含む3つのグランドピアノ音+256音色。ライブで音色切替自在
¥198,000※参考価格
- 鍵盤88鍵 レスポンシブ・ハンマー・アクションIII
- 音源HI-XL
- 音色数256音色(8カテゴリ)
- スピーカーなし
- 重量22.5kg
- サイズ1366×161×375mm
- 出力バランスXLR×2、標準フォン×2
カワイ最高峰のコンサートグランド「SK-EX」を含む3種のグランドピアノ音を搭載しています。256音色は8つのカテゴリに分類されており、ライブ中でも直感的に音色を切り替えられます。レスポンシブ・ハンマー・アクションIII鍵盤はカワイ独自の技術で、繊細なタッチのニュアンスを表現可能です。バランスXLR出力搭載でPA環境にも対応します。
5. シンセ機能も欲しい方に
#5
KORG Nautilus-88
9つの音源エンジン搭載。ピアノからシンセまで1台で完結
¥253,000※参考価格
- 鍵盤88鍵 RH3(リアル・ウェイテッド・ハンマー・アクション3)
- 音源9音源エンジン
- 音色数2,000以上
- スピーカーなし
- 重量24.2kg
- サイズ1443×155×387mm
- 出力バランスXLR×2、標準フォン×4
ステージピアノとシンセサイザーの境界を超えたモデルです。9つの音源エンジンを搭載し、リアルなピアノ音色からシンセパッドまで2,000以上の音色を使えます。バンドでピアノもシンセも担当する方に最適です。RH3鍵盤はピアノタッチのハンマーアクションで、ピアニストも満足できる弾き心地。出力端子も豊富で、複数のモニターやPAへの接続も柔軟に対応できます。
5モデル比較表
| モデル | 価格 | 重量 | 鍵盤 | 音色数 | スピーカー |
|---|---|---|---|---|---|
| ローランド RD-88 | ¥132,000 | 13.5kg | PHA-4 | 3,000+ | あり |
| ヤマハ CP88 | ¥273,800 | 18.6kg | NW-GH木製 | 57+α | なし |
| ローランド FP-60X | ¥132,000 | 22.0kg | PHA-4 | 370 | あり |
| カワイ MP7SE | ¥198,000 | 22.5kg | RHAIII | 256 | なし |
| KORG Nautilus-88 | ¥253,000 | 24.2kg | RH3 | 2,000+ | なし |
あなたの条件ならこれ
持ち運び最優先 → ローランド RD-88(13.5kg)
電車移動でもギリギリ持ち運べる重量。スピーカー搭載で練習にも便利。
ピアノ音色の最高品質 → ヤマハ CP88
CFX+ベーゼンドルファーの音色は現行ステージピアノ最高峰です。
自宅練習とライブ兼用 → ローランド FP-60X
スピーカー内蔵+XLR出力で家とステージの両方に対応。
音色切替の操作性 → カワイ MP7SE
256音色を8カテゴリで整理。ライブ中も直感的に操作できます。
ピアノもシンセも1台で → KORG Nautilus-88
9つの音源エンジンで何でもこなせる万能機。バンドのキーボーディストに。
ステージピアノのライブセッティング
PA機器への接続
バランスXLR出力があれば、PA卓(ミキサー)へ直接接続できます。標準フォン出力の場合はDIボックスを経由してPA卓に送ります。
モニタリング
自分の音を確認するためのキーボードアンプまたはモニタースピーカーを用意しましょう。スピーカー内蔵モデルなら小規模なライブではアンプ不要のこともあります。
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