結論:今のデータに「次に整理するまでの増加量」を足して選ぶ
容量選びは、現在のフォルダ容量だけで終わらせないことが大切です。 撮影素材や作業ファイルが増える人は、次に整理・移動するまでの量も加えます。保管場所を定期的に分けられる人と、すべて持ち歩きたい人では必要量が変わります。
T9の1TBと2TBは、同じ接続規格の製品です。容量を増やす目的と、PCとの転送速度を上げる目的を分けて考えてください。
国内モデルの容量と品番
| 項目 | T9 1TB | T9 2TB |
|---|---|---|
| 国内品番 | MU-PG1T0B-IT系 | MU-PG2T0B-IT系 |
| 接続規格 | USB 3.2 Gen 2×2 | USB 3.2 Gen 2×2 |
| 最大読み出し | 2,000MB/s | 2,000MB/s |
| 判断の中心 | 必要量が収まり、こまめに整理できるか | 素材の増加や複数案件に余裕を持てるか |
出典:T9の国内公式仕様。表記容量とOS上の容量表示には計算方法の違いがあります。最大速度はホスト・ケーブル・使用条件に左右されます。
3項目で必要量を見積もる
紙やメモアプリに、現在の保存量、今後の増加量、一時的な作業量を書きます。動画編集なら、元の撮影素材だけでなく、書き出した動画や作業中の複製も確認してください。
| 仮の使用例 | 現在 | 整理までに増える量 | 一時作業分 | 合計の目安 |
|---|---|---|---|---|
| 写真と書類を定期整理 | 250GB | 150GB | 100GB | 500GB |
| 動画案件を複数持ち歩く | 700GB | 300GB | 200GB | 1,200GB |
この数字は容量を考えるための例で、特定ソフトの必要容量や撮影時間の保証ではありません。前者なら1TBが候補になり、後者なら1TBでは不足する計算です。ちょうど収まる数字でも、運用中に増える余地を考えて選びます。
何か月分を持つかで、容量の見積もりが変わる
例えば現在300GB、毎月50GB増加、一時作業用に100GB必要な使い方なら、6か月後は300+50×6+100=700GB、12か月後は1,000GBです。6か月ごとに完了データを別の保存先へ移すなら1TBが候補ですが、1年間整理しない運用なら余白を確保するため2TBを比較します。
この計算は架空の利用例です。増加量はスマホの写真枚数から決めつけず、自分のフォルダが過去1〜3か月で何GB増えたかで置き換えます。動画のプロキシ・書き出し・複製が増える場合は、一時作業分にも加えます。
1TBという表記をOSの表示に置き換えたときの差もあります。仕様表では1TBを1兆バイトと定義しているため、容量表示の方式やフォーマット後の使用領域まで考えると、必要量が1,000GBちょうどになる計画は余裕がありません。T9の容量表記
2TBを選びやすい使い方
複数案件の素材を同時に置く、過去の素材を外出先でも参照する、増加量の見通しが立ちにくい場合は2TBを比較します。「大きい方が安心」だけでなく、何を追加で保存するのかを説明できると判断しやすくなります。
容量が増えてもバックアップの代わりにはなりません。2TBにすべてを集める場合も、重要データは別の保存先に残します。保管用の予算を使い切って、複製先を用意できなくならないようにしてください。
1TBあたりの価格と、実際の支出を両方見る
比較時点の本体総額を容量で割ると、容量単価を比べられます。たとえば仮に1TBが20,000円、2TBが30,000円なら、単価はそれぞれ20,000円/TBと15,000円/TBです。これは計算例で、現在のAmazon価格ではありません。
2TBの単価が安くても、使わない容量に追加10,000円を払うなら、その人にとっての得とは限りません。同じ販売条件・保証対象で比較することも必要です。
T9の速度を使えるかは別途確認
容量を決める前後で、PCがGen 2×2に対応しているか確認します。10Gbps接続が前提なら、T7 Shieldとの比較を読むと、本体の速さに追加予算を使う必要性を整理できます。
条件に合うモデルの価格・在庫を確認
Q. 2TBなら1TBの2倍速いですか?
容量が2倍でも転送速度が2倍になるわけではありません。T9は両容量とも最大読み出し2,000MB/sと案内されています。
2026年9月8日確認。公式仕様をもとに購入条件を整理した記事で、編集部の実機テストではありません。現在価格・在庫・販売元・返品条件は購入する出品で確認してください。