フェスの爆音、実は「耳」にかなり危険です
夏フェスのステージ前方の音圧は100〜120dBに達します。これは電車の通過音やチェーンソーと同じレベルで、長時間さらされると騒音性難聴のリスクがあります。
「耳が痛い」と感じてからでは遅く、ダメージは蓄積されて回復しないケースもあります。近年はプロのミュージシャンだけでなく、観客側もライブ用耳栓(イヤープロテクター)を装着する文化が広まっています。
音楽用に設計されたライブ用耳栓は、全体の音量を均一に下げるため、音質をほぼそのまま保ちながら耳を守れるのが特徴です。
耳栓の種類と遮音性の比較
| タイプ | 遮音量 | 音質維持 | 価格帯 | 向いている人 |
|---|---|---|---|---|
| 音楽用イヤープラグ(フィルター式) | -18〜20dB | 高い | 2,000〜5,000円 | 音質重視のフェス参加者 |
| 高遮音イヤープラグ(多段フランジ) | -25〜35dB | やや高い | 3,000〜6,000円 | ステージ最前列に行く人 |
| スポンジ耳栓 | -30〜35dB | 低い | 100〜500円 | とにかく音を遮断したい |
| ノイキャンイヤホン | 可変 | 高い | 30,000〜50,000円 | 移動中も音楽を聴きたい |
おすすめライブ用耳栓・イヤホン 4選
BESTおすすめ
Loop Experience 2
音質キープで-17dB。おしゃれなデザインで着けっぱなしOK
¥4,990※参考価格
- タイプ音楽用イヤープラグ(フィルター式)
- 遮音量SNR 17dB
- 素材ソフトシリコン
- サイズXS / S / M / L の4サイズ付属
- カラーブラック / ホワイト / ゴールド 他
- 付属品キャリーケース / イヤーチップ4サイズ
ライブ用耳栓の世界的ベストセラーです。独自のアコースティックチャネルとメッシュフィルターが全帯域を均一に-17dB下げるため、音楽のバランスを崩さずに耳を守れます。装着したまま会話もできる自然な遮音性で、MCのトークも問題なく聞き取れます。丸いループ形状のデザインはアクセサリーのように見え、耳栓を着けている感覚がほとんどありません。丸洗い可能で繰り返し使えるため、フェスシーズンを通して活躍します。
#2
AZLA POM1000 II
密閉/開放モード切替。最大-35dBの高遮音ライブ用耳栓
¥5,500※参考価格
- タイプ高遮音イヤープラグ(トリプルフランジ)
- 遮音量密閉モード最大-35dB / 開放モード約-20dB
- 素材医療用シリコン
- モード切替特許機構による密閉/開放の切替
- イヤーピースSednaEarfit MAX+XELASTEC付属
- 付属品首掛けストラップ / ケース
日本のイヤーピースメーカーAZLAが開発した高性能ライブ用耳栓です。最大の特徴は**密閉/開放モードの切替機構**で、特許取得のメカニズムにより、耳栓を外さずに遮音レベルを変更できます。ステージ前方の爆音エリアでは密閉モード(-35dB)、少し離れた場所では開放モード(-20dB)と使い分けが可能です。SednaEarfitとXELASTECという2種類の高品質イヤーピースが付属し、長時間装着でも耳が痛くなりにくい設計です。
#3
Crescendo Music 20
オランダ発の音楽用耳栓。自然な音質で-20dB減衰
¥2,200※参考価格
- タイプ音楽用イヤープラグ(フィルター式)
- 遮音量約-20dB
- 素材低刺激シリコン
- サイズS / M / L の3サイズ付属
- 設計オランダDynamic Ear Company製
- 付属品アルミケース
オランダのDynamic Ear Company社が開発した音楽専用イヤープロテクターです。独自の音響フィルターが約-20dBの遮音を実現しながら、音楽の周波数バランスを自然に保ちます。Loop Experienceより遮音量がやや大きい-20dBで、大音量のステージでも安心感があります。価格は2,000円台と手頃で、ライブ用耳栓を初めて試す方にもおすすめです。アルミ製のケース付きで紛失しにくく、キーホルダー感覚で持ち歩けます。
#4
Sony WF-1000XM6
移動中はノイキャン、ライブ中は外音取り込み。1台二役の完全ワイヤレス
¥45,390※参考価格
- タイプ完全ワイヤレスイヤホン
- ノイズキャンセリング業界最高クラスのANC
- 外音取り込み高性能マイクによる自然な外音取り込み
- 防水IPX4
- 連続再生最大8時間(ANC ON) / 最大12時間(ANC OFF)
- 重量約6.5g(片耳)
フェス会場への移動中は音楽を楽しみ、ライブ中は外音取り込みモードで**耳栓代わり**に使うという一石二鳥の使い方ができます。外音取り込みモードではライブの音をマイクで拾って自然に聞こえるため、音質を損なわず音量だけを抑えられます。IPX4防水で汗や小雨にも対応。ただし、専用の耳栓と比べると遮音の均一性はやや劣るため、ステージ最前列ではライブ用耳栓との併用がおすすめです。
タイプ別おすすめ早見表
| あなたのフェススタイル | おすすめ | 理由 |
|---|---|---|
| 初めてライブ用耳栓を使う | Crescendo Music 20 | 2,000円台で試しやすい |
| 音質重視でおしゃれに | Loop Experience 2 | デザイン性と音質バランス |
| ステージ最前列が定位置 | AZLA POM1000 II | 最大-35dBの高遮音 |
| 移動中も音楽を聴きたい | Sony WF-1000XM6 | ノイキャン+外音取り込み |
ライブ用耳栓の正しい使い方
フィット感を確認する
耳栓の効果はフィット感に大きく左右されます。付属のイヤーチップを全サイズ試して、隙間なく耳にフィットするものを選んでください。フィット感が悪いと遮音効果が半減します。
ライブ中はつけっぱなしでOK
一度装着したら、ライブが終わるまで外さないのが基本です。「耳栓をしていると音が楽しめないのでは?」と思うかもしれませんが、音楽用耳栓は音質を保ったまま音量だけを下げるため、むしろ音がクリアに聞こえると感じる方が多いです。
ライブ後のケア
フェスから帰宅後、耳に疲労感や軽い耳鳴りを感じたら、24時間は大きな音を避けて耳を休ませてください。耳栓をしていてもダメージが蓄積している可能性があります。
まとめ:耳は一度壊れたら戻りません
夏フェスの興奮の中で耳のことを忘れがちですが、騒音性難聴は不可逆的な損傷です。数千円のライブ用耳栓1つで、一生分の聴力を守れます。
音楽が好きだからこそ、耳を大切にしてください。フェスの翌日に「耳がキーンとする」経験がある方は、次のフェスには必ず耳栓を持っていきましょう。