ゲーミングキーボードに求められるもの
FPSやeスポーツで勝つためには、入力の速さと正確さが求められます。2024年以降、ゲーミングキーボードの世界ではラピッドトリガーと高ポーリングレートが主流になりました。
ラピッドトリガーとは
通常のメカニカルスイッチは、キーを押す深さ(アクチュエーションポイント)が固定されています。ラピッドトリガーは、キーを離した瞬間にリセットされるため、連続入力が圧倒的に速くなります。
FPSでのストッピング(移動キーを離して射撃精度を上げる技術)で特に効果を発揮します。Valorantなどのタクティカルシューターでは、ラピッドトリガーの有無が勝敗に直結する場面があります。
ポーリングレートとは
キーボードがPCに入力情報を送る頻度です。1000Hzなら1秒間に1000回、8000Hzなら8000回入力を報告します。数値が高いほど入力遅延が小さくなります。
| ポーリングレート | 入力遅延 |
|---|---|
| 125Hz | 8ms |
| 1000Hz | 1ms |
| 4000Hz | 0.25ms |
| 8000Hz | 0.125ms |
一般的な使用では1000Hzで十分ですが、競技レベルのFPSプレイヤーは4000Hz以上を求める傾向にあります。
おすすめ5選
BESTおすすめ
Wooting 60HE
ラピッドトリガーのパイオニア。0.1mm精度のアクチュエーション
¥36,000※参考価格
- スイッチLekker(磁気ホールセンサー)
- レイアウト60%
- 接続USB-C(有線)
- ポーリングレート1000Hz
- アクチュエーション0.1〜4.0mm(0.1mm刻み)
- ラピッドトリガー対応(0.1mm〜)
ラピッドトリガーを世に広めた先駆者。磁気ホールセンサー方式で、アクチュエーションポイントを0.1mm刻みで設定可能。Wootilityソフトウェアでキーごとに設定を変えられます。プロゲーマーの採用率も高く、競技シーンでの信頼性は実証済みです。
#2
Razer Huntsman V3 Pro TKL
Razerの最高峰。アナログオプティカルスイッチで0.1mm作動
¥84,970※参考価格
- スイッチアナログオプティカル(第2世代)
- レイアウトTKL
- 接続USB-C(有線)
- ポーリングレート最大8000Hz(ドングル使用時)
- アクチュエーション0.1〜4.0mm
- ラピッドトリガー対応
Razerの技術の粋を集めたフラッグシップ。第2世代アナログオプティカルスイッチは光学式のため物理的な劣化がなく、1億回のキーストローク寿命を誇ります。別売りのHyperPolling Wireless Dongleで8000Hzポーリングレートに対応。Razer Synapse 4で詳細な設定が可能です。
#3
#4
#5
比較表
| モデル | レイアウト | ラピトリ精度 | ポーリング | 接続 | 価格 |
|---|---|---|---|---|---|
| Wooting 60HE | 60% | 0.1mm〜 | 1000Hz | 有線 | ¥34,500 |
| Huntsman V3 Pro TKL | TKL | 0.1mm〜 | 最大8000Hz | 有線 | ¥33,000 |
| DrunkDeer A75 | 75% | 0.4mm〜 | 1000Hz | 有線 | ¥20,000 |
| VK600A | 65% | 0.1mm〜 | 1000Hz | 有線 | ¥18,000 |
| FUN60 Pro SP | 60% | 0.01mm〜 | 1000Hz | 有線/無線 | ¥8,000 |
ラピッドトリガーは必要か
正直に言えば、カジュアルゲーマーにはラピッドトリガーの恩恵はほとんど感じられません。その差が体感できるのは、ValorantやCS2で上位ランクを目指している方です。
RPGやMMOが中心なら、ラピッドトリガーより打鍵感やマクロ機能を重視したほうが幸せになれます。
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