この記事で分かること
一戸建てなら発電機やV2H(電気自動車からの給電)という選択肢がありますが、マンション・賃貸住宅では使えません。ベランダにソーラーパネルを置くのもスペースの制約があります。ポータブル電源なら室内に保管でき、停電時にはすぐに使い始められます。
この記事では、マンション・賃貸での停電対策に適したポータブル電源3モデルを比較します。
マンション停電対策で必要な容量の目安
1人暮らし:500〜1,000Wh
スマホの充電、LED照明、ノートPC程度なら500Whで1〜2日。冷蔵庫や扇風機も使いたいなら1,000Whが安心です。
2人暮らし:1,000〜1,500Wh
スマホ2台+冷蔵庫+照明で1日使うなら1,000Wh以上が目安です。夏場にサーキュレーターも使うなら余裕を持って1,500Wh以上を。
4人家族:2,000Wh以上
スマホ4台+冷蔵庫+照明+扇風機で2日間持たせるには2,000Wh以上が推奨です。
おすすめ3モデル
BESTおすすめ
EcoFlow DELTA 3 Plus
1,024Whで12.5kg。UPS機能搭載でPC保護にも対応
¥149,600※参考価格
- 容量1,024Wh
- 定格出力1,500W(X-Boost 2,000W / サージ3,000W)
- バッテリーリン酸鉄リチウム(LFP)
- 充放電サイクル約4,000回(80%維持)
- AC充電約56分で満充電
- UPS機能10ms切替
- 静音性約30dB
- ポートAC×6 / USB-A×2 / USB-C×2(140W)
- 拡張最大5,120Whまで拡張可能
- 重量約12.5kg
1,024Whの容量で冷蔵庫やサーキュレーターを1日程度動かせます。UPS(無停電電源装置)機能搭載で、普段はコンセントに接続しておけば停電時に10msで自動切替。在宅ワーク中のPCやWi-Fiルーターの電源保護にも使えます。約56分の急速充電は、台風接近の予報が出てからでも十分間に合います。30dBの静音性は夜間の使用でも気にならないレベルです。拡張バッテリーで最大5,120Whまで増設できるため、将来的に容量を増やしたい場合にも対応できます。
#2
Jackery ポータブル電源 1000 New
1,070Wh・10.8kgの軽量設計。60分満充電+UPS機能
¥154,600※参考価格
- 容量1,070Wh
- 定格出力1,500W
- バッテリーリン酸鉄リチウム(LFP)
- 充放電サイクル約4,000回
- AC充電約60分で満充電
- UPS機能搭載(UL1778認証済み)
- ポートAC×3 / USB-A×2 / USB-C×2(100W)
- 重量約10.8kg
1,070Whの容量を約10.8kgのボディに収めた、このクラスでは最軽量級のモデルです。マンションでクローゼットや押し入れに保管しておき、停電時にさっと取り出して使うという想定に合っています。UPS機能はUL1778認証済みで信頼性が高く、常時接続の電源バックアップとしても使えます。60分の満充電は台風や地震の前に急いで充電する場面でも心強いです。Jackeryのアプリでバッテリー残量や充電状況をスマホから確認できるのも便利です。
#3
Anker Solix C1000
1,056Whで高コスパ。セール頻度の高いLFPポータブル電源
¥99,990※参考価格
- 容量1,056Wh
- 定格出力1,500W(最大2,000W)
- バッテリーリン酸鉄リチウム(LFP)
- 充放電サイクル約4,000回
- AC充電約58分で満充電
- UPS機能搭載
- ポートAC×6 / USB-A×2 / USB-C×2 / シガーソケット×1
- 重量約12.9kg
1,000Wh級のLFPポータブル電源をこの価格帯で買えるのはコスパが高いです。EcoFlowやJackeryと比べて手頃な価格で、同等の容量・出力・バッテリー寿命を備えています。セール時にはさらに安くなることも多いです。AC出力ポートが6口あるのも停電時に便利で、冷蔵庫・照明・スマホ充電器を同時に接続できます。UPS機能も搭載しているため、PC保護用としても使えます。コストを抑えて停電に備えたい方に向いています。
スペック比較表
| モデル | 容量 | 定格出力 | 充電時間 | UPS | 重量 | 価格 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| DELTA 3 Plus | 1,024Wh | 1,500W | 56分 | 10ms | 12.5kg | ¥149,600 |
| Jackery 1000 New | 1,070Wh | 1,500W | 60分 | 対応 | 10.8kg | ¥119,800 |
| Anker Solix C1000 | 1,056Wh | 1,500W | 58分 | 対応 | 12.9kg | ¥59,800 |
マンション停電対策のポイント
普段からコンセントに繋いでおく
LFPバッテリーは満充電での保管にも強いため、UPS機能を使ってPCやルーターのバックアップとして常時接続しておくのがおすすめです。停電の瞬間に自動で切り替わります。
冷蔵庫の消費電力を確認する
冷蔵庫の年間消費電力から1日あたりの消費Whを計算しておくと、停電時に何時間動かせるか事前に分かります。一般的な300Lクラスで1日あたり約300〜400Whが目安です。
ソーラーパネルの検討
マンションのベランダにソーラーパネル(100W〜200W程度)を設置できるなら、晴天時に4〜5時間で300〜600Whの充電が可能です。長期停電への備えとして有効ですが、マンション管理組合の規約を事前に確認してください。
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