ゲーミング用途でUSBハブに求めること
ゲーミングPCのUSBポートは周辺機器(マウス・キーボード・ヘッドセット・コントローラー・外付けSSD)で不足しがちです。ゲーム用途ではいくつかの特有の要件があります。
| 要件 | 理由 |
|---|---|
| USB-A × 4以上 | マウス・キーボード・ヘッドセット・コントローラーを同時接続 |
| 低遅延 | マウス・キーボードはUSBハブ経由でも遅延が最小である必要がある |
| 高速転送(USB 3.0以上) | 外付けSSDへのゲームデータ転送が速い |
| 電源供給(PD) | ノートPCへの充電・デバイスへの電力供給 |
| 放熱設計 | 長時間使用でも発熱しない |
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ゲーミング向けUSBハブの注意点
バスパワー(PC給電)の限界
PCのUSBポートから電力を供給するバスパワーUSBハブは、多くのデバイスを同時接続すると電力不足が発生します。ゲーム周辺機器を複数接続する場合はセルフパワー(AC電源付き)タイプを選ぶのが安全です。
USBハブ経由のマウス遅延について
高品質なUSB 3.0ハブを使えば、マウス・キーボードの遅延は0.1ms未満で体感的にはほぼ0です。ゲーミングマウスの動作保証において、USB 3.0ハブ経由の遅延は問題になりません。ただし、Bluetooth接続よりも有線USB接続(ハブ経由でも)の方が遅延が少ないです。
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おすすめモデル
- ポートUSB-A 3.0×4・USB-C(PD対応)
- 転送速度5Gbps(USB 3.0)
- 電源バスパワー(USB-Cから給電)
- 形状コンパクト(デスク上に置きやすい)
- ポートUSB-A 3.0×7〜10
- 転送速度5Gbps(USB 3.0)
- 電源セルフパワー(AC電源付き)
- 電流各ポート最大2.4A(高電力デバイス対応)
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ゲーミングノートPC向け:ドッキングステーション
ゲーミングノートPCを据え置き環境で使う場合、ドッキングステーションで一気に拡張できます。
- 接続Thunderbolt 4(40Gbps)
- 映像出力DisplayPort / HDMI(4K対応)
- USB-A最大4ポート
- USB-C最大2ポート
- PD充電最大90W
- Ethernetあり(有線LAN対応)
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よくある疑問
USBハブ経由だとゲームラグが増える?
USB 3.0以上のハブではマウス・キーボードの入力遅延は実用上問題ないレベル(0.1ms未満)です。ただし、ハブの品質が低いと電力供給が不安定になり、マウスの動作が断続的になることがあります。品質の高いAnker・Belkin・OWCなどのブランドを選ぶことで回避できます。
コントローラーは有線でハブに挿していい?
はい、問題ありません。PlayStation・Xbox・Nintendo SwitchコントローラーはすべてUSB有線接続でゲーミングPCに対応しています。
ゲームをUSBハブ経由の外付けSSDにインストールしていい?
USB 3.0(5Gbps)または Thunderbolt(40Gbps)接続の外付けSSDなら、ゲームのロード時間に大きな差はありません。ただし、ゲームデータは速度の遅いHDDではなく、NVMe外付けSSDに保存するとロード時間が最速になります。
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