カメラレンズ — 風景撮影向けおすすめ5選

風景撮影向けレンズおすすめ5選|広角ズーム中心・解像力重視セレクト【2026年版】

風景撮影に最適なレンズを5本厳選。14-24mm、16-35mm帯の広角ズームを中心に、解像力・逆光耐性・フィルター対応で比較します。

updated: 2026-04-09

風景レンズに求められる条件

風景撮影のレンズ選びは、ポートレートとは真逆の発想が求められます。ボケの大きさよりも「画面の隅々まで均一にシャープに写ること」が最も重要です。

風景レンズの3つの条件

  1. 広角の画角(14-35mm) — 壮大な風景を広く切り取る
  2. 周辺部まで高い解像力 — 隅の木や建物がぼやけない
  3. 逆光耐性(フレア・ゴースト対策) — 朝日・夕日のシーンで破綻しない

F値はF2.8が理想、F4でも十分

風景撮影ではF8-F11まで絞ることが多いため、開放F値の差は実用上ほとんど影響しません。ただし星空撮影を兼ねる場合はF2.8が必須です。 F4レンズは軽量・安価というメリットがあり、星を撮らないなら十分な選択肢です。

広角ズームの焦点距離帯

16-35mm:最も汎用性が高い

風景撮影の標準的な広角ズームです。16mmの超広角から35mmの標準域までカバーし、風景からスナップまで幅広く使えます。迷ったらこの焦点距離帯を選んでください。

14-24mm:より広く、よりダイナミックに

16-35mmよりも広い14mmをカバーします。建築や星空撮影で威力を発揮しますが、出目金レンズ(前玉が大きく飛び出した形状)になるモデルが多く、フィルターが使えない場合があります。

12-24mm:超広角の領域

12mmは非常に広い画角で、室内や洞窟、狭い街中などで真価を発揮します。ただし周辺の歪みが大きく、水平線が端に来ると湾曲して見えます。

フィルターワークの重要性

風景撮影では以下のフィルターを多用します。レンズ選びの際はフロントフィルターの装着可否を確認してください。

出目金レンズはフロントフィルターが使えません。 角型フィルターシステムが必要になり、追加コストがかかります。

おすすめ5本

1. 風景撮影の最高峰

BESTおすすめ
Sony FE 16-35mm F2.8 GM II(SEL1635GM2)
Sony FE 16-35mm F2.8 GM II(SEL1635GM2)
先代から20%軽量化。隅々まで高い解像力
¥325,700※参考価格
  • 対応マウントSony Eマウント
  • 焦点距離16-35mm
  • 開放F値F2.8(ズーム全域)
  • 手ブレ補正なし
  • 重量547g
  • フィルター径82mm
  • AF駆動XDリニアモーター×4基
ソニーGマスターの最新広角ズーム。先代から約20%軽量化され547gを実現しています。ズーム全域で周辺部まで非常に高い解像力を発揮し、風景撮影に求められる全ての条件を最高水準で満たします。82mmのフロントフィルターに対応しており、PLフィルターやNDフィルターが装着可能です。

2. コスパに優れた広角F2.8ズーム

#2
Tamron 17-28mm F/2.8 Di III RXD(Model A046)
Tamron 17-28mm F/2.8 Di III RXD(Model A046)
420gの超軽量。フィルター径67mmで手軽に使える
¥107,500※参考価格
  • 対応マウントSony Eマウント
  • 焦点距離17-28mm
  • 開放F値F2.8(ズーム全域)
  • 手ブレ補正なし
  • 重量420g
  • フィルター径67mm
  • 最短撮影距離0.19m(広角端)
純正GMの3分の1の価格で、420gという軽さを実現しています。17mmスタートなので16mmが必要な方には不向きですが、日常的な風景撮影では十分な画角です。フィルター径67mmはタムロンの標準ズームA063と共通で、フィルターの使い回しが可能です。

3. 超広角14mmからカバー

#3
Sigma 14-24mm F2.8 DG DN | Art
Sigma 14-24mm F2.8 DG DN | Art
14mmの超広角からF2.8通し。星空にも最適
¥152,360※参考価格
  • 対応マウントSony Eマウント / Lマウント
  • 焦点距離14-24mm
  • 開放F値F2.8(ズーム全域)
  • 手ブレ補正なし
  • 重量795g
  • フィルター径フロントフィルター不可(リアフィルターホルダー内蔵)
  • 最短撮影距離0.28m
14mmの超広角とF2.8の明るさを両立した高性能レンズです。星空撮影にも威力を発揮します。出目金レンズのためフロントフィルターは使えませんが、リアフィルターホルダーが内蔵されており、シート状のフィルターを装着可能です。純正の14mm F1.8 GMと比較してコスパに優れます。

4. Canon RFユーザーの定番

#4
Canon RF 15-35mm F2.8 L IS USM
手ブレ補正搭載の広角大三元。Lレンズの高画質
¥285,000※参考価格
  • 対応マウントCanon RFマウント
  • 焦点距離15-35mm
  • 開放F値F2.8(ズーム全域)
  • 手ブレ補正あり(5段分)
  • 重量840g
  • フィルター径82mm
  • AF駆動ナノUSM
Canon RFマウントの広角大三元レンズです。広角ズームとしては珍しくレンズ内手ブレ補正を搭載しており、動画撮影や暗所での手持ち撮影に有利です。82mmフィルター対応で、PLフィルターやNDフィルターも問題なく使えます。840gとやや重いですが、描写性能は一級品です。

5. 軽量F4で十分という方に

#5
Sony FE 20-70mm F4 G(SEL2070G)
20mmの広角から70mmまで。風景+スナップの万能レンズ
¥148,000※参考価格
  • 対応マウントSony Eマウント
  • 焦点距離20-70mm
  • 開放F値F4(ズーム全域)
  • 手ブレ補正なし
  • 重量488g
  • フィルター径72mm
  • AF駆動XDリニアモーター×2基
従来の標準ズーム24-70mmよりも広角側を4mm広げた20-70mm。この4mmの差は広角域では大きく、風景撮影の自由度が格段に向上します。F4通しで488gと軽量なため、登山やハイキングでの風景撮影にも最適です。F2.8は必要ないが広く撮りたい方におすすめです。

5本比較表

モデル価格焦点距離F値重量フィルター特徴
Sony 16-35mm F2.8 GM II¥280,00016-35mmF2.8547g82mm最高解像力
Tamron 17-28mm F2.8¥99,00017-28mmF2.8420g67mm最軽量・最安
Sigma 14-24mm F2.8 Art¥145,00014-24mmF2.8795gリア超広角・星空
Canon RF 15-35mm F2.8 L¥285,00015-35mmF2.8840g82mm手ブレ補正
Sony 20-70mm F4 G¥148,00020-70mmF4488g72mm万能

あなたの条件ならこれ

最高画質を求める → Sony 16-35mm F2.8 GM II(¥280,000)

ズーム全域で周辺まで非常にシャープ。風景ガチ勢の定番です。

コスパ重視 → Tamron 17-28mm F2.8(¥99,000)

10万円以下でF2.8通し。420gの軽さは山歩きに最適です。

星空も撮りたい → Sigma 14-24mm F2.8 Art(¥145,000)

14mmの超広角は天の川撮影に威力を発揮します。

Canon RFユーザー → Canon RF 15-35mm F2.8 L IS(¥285,000)

手ブレ補正付きで動画にも強い広角大三元です。

風景もスナップも → Sony 20-70mm F4 G(¥148,000)

20mmの広角から70mmまで。レンズ1本で済ませたい方に。

風景撮影の基本テクニック

絞り設定

F8-F11が風景のスイートスポットです。 回折の影響が少なく、ピントが手前から奥まで均一に合います。F16以上に絞ると回折ボケで解像力が低下するため注意してください。

三脚の使用

朝夕のゴールデンアワーや、NDフィルターを使ったスローシャッター撮影では三脚が必須です。軽量なトラベル三脚(1-1.5kg)でも十分安定します。

RAW撮影

風景写真はRAWで撮影してください。空と地面の明暗差が大きいシーンでは、RAWの広いダイナミックレンジが威力を発揮します。

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