HDDを選ぶ理由は「容量あたりの価格」
SSDとHDDの比較記事で解説した通り、速度や耐衝撃性ではSSDが優位です。それでも2TB以上の大容量を安く確保したい場合や、頻繁に持ち歩かず据え置きでバックアップ専用に使う場合は、同容量あたりの価格が安いHDDの方が合理的な選択になります。ここでは「容量重視でHDDを選ぶ」と決めた人向けに、実際の製品を用途別に紹介します。
用途別の選び方
| 用途 | 重視すべきポイント |
|---|---|
| パソコンの定期バックアップ | 静音性・USBバスパワー対応(ACアダプター不要) |
| 外出先への持ち運び | 耐衝撃性・軽量さ |
| 重要データの保管 | パスワード保護・暗号化機能の有無 |
| ゲーム機(PS5等)の追加ストレージ | 対応表記・転送速度 |
おすすめ4選
BESTおすすめ

バッファロー/東芝 HD-PZNシリーズ 2TB
東芝製HDDをバッファローがサポート。故障予測機能つきの定番モデル
¥47,630※参考価格
- 容量2TB(1TB・4TBあり)
- インターフェースUSB 3.2 Gen1(バスパワー駆動、ACアダプター不要)
- 特徴故障予測サービス「みまもり合図」対応
- 対応OSWindows / Mac
東芝製のHDDをバッファローが販売・サポートする体制で、国内サポートの安心感があります。USBケーブル1本で電源供給できるバスパワー駆動のため、ACアダプターを持ち歩く必要がありません。「みまもり合図」という故障予測サービスに対応しており、専用ソフトでHDDの状態を定期的にチェックし、異常の兆候を早期に知らせてくれます。一方でHDDは構造上、SSDより衝撃や振動に弱いため、頻繁に持ち運ぶ用途では耐衝撃モデルの方が安心です。据え置きでの定期バックアップ用途に向いた一台です。
#2

WD Elements Portable 2TB
世界的に販売実績のある定番ブランド。価格重視の入門モデル
¥21,780※参考価格
- 容量2TB(1TB・4TB・5TBあり)
- インターフェースUSB 3.0(USB 3.2 Gen1相当)
- 特徴フォーマット済みですぐ使える、シンプルな構成
- 対応OSWindows(Mac利用時は再フォーマットが必要な場合あり)
Western Digitalの定番ラインで、世界的に販売実績があり価格も手頃なことから、コスト重視でまず1台用意したい人に向いています。特別な暗号化機能などは省き、素直にバックアップ用ストレージとして使えるシンプルな構成です。一方でWindows向けにフォーマットされていることが多く、Macで使う場合は事前に再フォーマットが必要になることがあります。パスワード保護など高度なセキュリティ機能が欲しい場合は、Seagateのセキュリティ対応モデルなど上位機種を検討してください。
#3

Transcend StoreJet 25M3 2TB
軍用規格の耐衝撃性能。持ち運びが多い人向けのタフネスモデル
¥34,800※参考価格
- 容量2TB
- 耐衝撃性軍用規格(MIL-STD-810G相当)準拠のシリコン保護カバー
- 保証3年保証
- インターフェースUSB 3.1 Gen1
シリコン製の保護カバーで本体を覆い、軍用規格に準拠した耐衝撃性能を備えているのが特徴です。カバンの中で他の荷物とぶつかる、床に落としてしまうといったアクシデントが起きやすい持ち運び用途に向いています。3年保証が付属し、長期間の利用にも安心感があります。一方で保護カバーの分だけ本体サイズはやや大きく、最軽量クラスのポータブルHDDと比べるとかさばります。据え置き専用で持ち運ばないのであれば、より安価な標準モデルで十分です。
#4

Seagate One Touch Portable 2TB
パスワード保護・ハードウェア暗号化に対応した安心設計
¥3,420※参考価格
- 容量2TB(1TB・4TB・5TBあり)
- セキュリティパスワード保護+ハードウェア暗号化(256-bit AES)対応
- 付属ソフトバックアップ自動化ソフト付属
- インターフェースUSB 3.0
パスワード保護とハードウェア暗号化に対応しており、万が一紛失・盗難に遭った場合でも中身のデータを保護しやすい設計です。仕事の資料や個人情報を含むデータを保管する用途では、この暗号化機能が安心材料になります。付属のバックアップソフトで自動バックアップのスケジュール設定もできます。一方で価格は4製品の中でやや高めで、暗号化機能を使わないのであればWD Elementsなどのシンプルなモデルの方がコストを抑えられます。パスワードを忘れるとデータ復旧が困難になる点にも注意が必要です。
長く使うためのポイント
- 定期的にバックアップの二重化を:HDDは経年劣化で故障するリスクがあるため、重要なデータは別のストレージやクラウドにも保存しておくと安心です
- 持ち運びは電源を切ってから:稼働中の振動・衝撃は故障リスクを高めます。取り外し(安全な取り出し)をしてから持ち運んでください
- 高温多湿を避けて保管:直射日光下の車内など高温になる場所への放置はHDDの寿命を縮めます
よくある質問
Q. HDDとSSD、結局どちらを選べばいいですか?
A. 持ち運びが多い、速度を重視したいという場合は外付けSSDが向いています。据え置きで2TB以上の大容量を安く確保したい、あるいは速度をあまり必要としないアーカイブ用途であればHDDが合理的です。詳しくはSSD vs HDD比較記事も参考にしてください。
Q. HDDの寿命はどのくらいですか?
A. 使用環境によって差はありますが、一般的に3〜5年程度が目安とされています。「みまもり合図」のような故障予測サービスに対応したモデルを使うと、異常の兆候を事前に把握しやすくなります。
Q. Macでも問題なく使えますか?
A. 多くのポータブルHDDはWindows向けにフォーマットされた状態で販売されています。Macで使う場合は、購入後にMac OS拡張やAPFSなど適切な形式に再フォーマットする必要がある場合があります。
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