この記事で分かること
外付けSSDというとケーブルでつなぐポータブルタイプが主流ですが、最近はUSBポートに直挿しできる「スティック型SSD」が人気を集めています。USBメモリと同じくらいのサイズながら、読み書き速度はUSBメモリの5〜10倍。ケーブルも不要なので、持ち運びの手軽さは圧倒的です。
この記事ではスティック型SSDの選び方と、用途別のおすすめ4モデルを紹介します。
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スティック型SSDとUSBメモリの違い
見た目が似ているため混同しがちですが、中身はまったく別物です。
| 項目 | スティック型SSD | USBメモリ |
|---|---|---|
| 記憶素子 | NAND型フラッシュ(SSD用) | NAND型フラッシュ(簡易版) |
| コントローラー | SSD専用コントローラー | 簡易コントローラー |
| 読み取り速度 | 400〜600MB/s | 30〜150MB/s |
| 書き込み速度 | 300〜500MB/s | 10〜50MB/s |
| 耐久性(書き換え回数) | 高い(TBW数百TB) | 低い |
| 価格(1TB) | 10,000〜15,000円 | 7,000〜10,000円 |
大容量のファイル転送や動画編集データの持ち運びには、速度差が体感ではっきり分かります。10GBのフォルダをコピーする場合、USBメモリでは3〜5分かかるところ、スティック型SSDなら20〜30秒で終わります。
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選び方のポイント
USB端子の種類
- USB-A: デスクトップPCやテレビに多い端子。PS4にも対応
- USB-C: MacBookや最新のノートPC、PS5に多い端子
多くのスティック型SSDは片方の端子しかないため、自分のPCに合ったものを選びましょう。USB-AとUSB-Cの両方が必要なら、変換アダプター付属のモデルが便利です。
発熱対策
スティック型はコンパクトな分、放熱面積が小さく、長時間の連続書き込みで熱くなりやすいです。ヒートシンク内蔵モデルや、アルミボディのモデルは放熱性が高くなります。
テレビ録画のように長時間つけっぱなしにする場合は、発熱に配慮した設計のモデルを選びましょう。
容量の目安
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おすすめ4モデル
- 容量1TB(250GB / 500GB / 2TB / 4TBもあり)
- インターフェースUSB 3.2 Gen2
- 読み取り速度最大600MB/s
- 書き込み速度最大500MB/s
- サイズ23 × 68.2 × 11mm
- 重量約17g
- 付属USB-C to USB-A変換アダプター
- 容量2TB(500GB / 1TBもあり)
- インターフェースUSB 3.2 Gen2
- 読み取り速度最大600MB/s
- 書き込み速度最大500MB/s
- サイズ25 × 72 × 13mm
- 重量約25g
- 放熱設計ヒートシンク内蔵
- 容量1TB(500GBもあり)
- インターフェースUSB 3.2 Gen2
- 読み取り速度最大600MB/s
- 書き込み速度最大500MB/s
- サイズ22 × 58 × 9mm
- 重量約12g
- 端子USB-C
- 容量1TB(500GB / 2TBもあり)
- インターフェースUSB 3.2 Gen2x2
- 読み取り速度最大1,050MB/s
- 書き込み速度最大1,000MB/s
- サイズ25 × 73 × 12mm
- 重量約22g
- 端子USB-C
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比較まとめ
| モデル | 価格 | 容量 | 読み取り | 端子 | 重量 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| バッファロー SSD-SCT | ¥10,800 | 1TB | 600MB/s | USB-A | 17g | 定番・アダプター付属 |
| バッファロー SSD-SCH | ¥22,000 | 2TB | 600MB/s | USB-A | 25g | 放熱設計・大容量 |
| エレコム ESD-EAPC | ¥11,000 | 1TB | 600MB/s | USB-C | 12g | 最薄9mm・Mac向き |
| キオクシア EXCERIA PLUS G3 | ¥13,000 | 1TB | 1,050MB/s | USB-C | 22g | 最速・国産NAND |
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使用時の注意点
抜き差しは安全な取り外しを
USBメモリ感覚で抜きがちですが、SSDはデータ書き込み中に抜くとファイルが破損するリスクがあります。Windowsなら「ハードウェアの安全な取り外し」、Macならデスクトップアイコンのイジェクトを行ってから抜きましょう。
テレビやPS5に挿しっぱなしにする場合
通電し続けるため、放熱設計のしっかりしたモデルを選ぶことが重要です。テレビの裏面は熱がこもりやすいので、ヒートシンク内蔵のSSD-SCHシリーズなどが向いています。
容量がいっぱいになったら
SSDの空き容量が10%を切ると書き込み速度が低下します。定期的に不要なファイルを整理し、空き容量を確保しましょう。