240Hzは「144Hzでは足りない」と感じた人のためのもの
144Hzから240Hzへのステップアップは、60Hzから144Hzほどの衝撃はありません。正直に言えば、カジュアルゲーマーには違いがわかりにくい。
しかし、VALORANTやApex Legends、Counter-Strike 2のようなFPSタイトルを本気でプレイする方にとって、240Hzは「見える情報が増える」モニターです。
具体的には以下の場面で差が出ます。
- エイム時のターゲット追従:滑らかな描画でクロスヘアが敵に吸い付くような感覚
- フリック時の残像:144Hzで残像が見えていた場面で、240Hzならクリアに見える
- ピーク(飛び出し)時の反応:角から飛び出す敵の描画が速く、反応できるフレームが増える
240Hzモニター選びのポイント
サイズ:24インチが最適解
プロゲーマーの多くが24〜25インチを使用しています。理由は単純で、視線移動なしに画面全体を把握できるから。27インチだと画面端のミニマップを見るために視線を大きく動かす必要があり、競技シーンではロスになります。
ただし、「FPSだけでなくRPGも遊ぶ」「仕事にも使う」なら27インチも選択肢に入ります。
応答速度:0.5ms以下が理想
240Hzの性能を活かすには、応答速度も重要です。パネルの応答が遅いと、いくらリフレッシュレートが高くても残像が発生します。Fast IPSパネルの0.3〜0.5ms(GTG)が現在の主流です。
GPU要件:それなりのスペックが必要
240fpsを安定して出すには、FPSタイトルでもRTX 4060以上のGPUが目安。設定を下げればRTX 3060でも届きますが、安定して240fpsを維持するなら相応のGPU投資が必要です。
おすすめ4モデル
FPSガチ勢の新定番
- 画面サイズ23.8インチ
- 解像度1920×1080(フルHD)
- パネルFast IPS
- リフレッシュレート240Hz
- 応答速度0.3ms(GTG)
- 同期技術G-SYNC Compatible / FreeSync Premium
- スタンド高さ調節 / ピボット / スウィーベル / チルト
2万円台で240Hz・0.3ms・スタンドフル機能というのは、2026年だからこそ実現できたコスパです。ASUSのTUF Gamingシリーズは耐久性にも定評があり、長時間のプレイにも安心。ELMB SYNCでモーションブラーリダクションとAdaptive Syncを同時に使えるのも競技プレイヤーには嬉しい機能です。
MSI品質の24.5インチ
- 画面サイズ24.5インチ
- 解像度1920×1080(フルHD)
- パネルRapid IPS
- リフレッシュレート240Hz
- 応答速度0.5ms(GTG)
- 同期技術Adaptive-Sync
- 入力端子HDMI×2 / DisplayPort×1
2026年2月発売の新モデル。24.5インチは24インチと27インチの中間で、FPSの視認性を維持しつつ、少しだけ画面が大きい。VALORANTやCS2のプロ設定では解像度を下げて使うケースも多いため、フルHDで十分です。Night Visionモードは、ゲーム内の暗い角やスモーク越しの敵の視認性を向上させる実用的な機能です。
WQHDで画質も妥協しない
「FPSも遊ぶけど、エルデンリングやFF16のような高画質ゲームも楽しみたい」という方に。WQHDの描画にはGPUパワーが必要ですが、FPSタイトルなら設定を調整すれば240fps以上は十分に出せます。2025年10月の発売直後から価格.comで1位を獲得した、2026年のコスパ王です。
予算があるならプロ仕様の1台
TNパネルのため色再現はIPSに劣りますが、FPSの競技用途ではその応答速度の速さがアドバンテージ。DyAc 2は残像低減においてIPSパネルでは実現できないレベルの性能を発揮します。6万円という価格は、「FPSで勝つために投資する」方のためのもの。
まとめ:FPSガチ勢はASUS VG249QML5Aから
2万円台で240Hz・0.3msが手に入るASUS VG249QML5Aは、FPSガチ勢の入口として最適。ここからZOWIE XL2546Xに進むか、WQHD 275Hzに行くかは、プレイスタイル次第です。
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