コーヒーメーカー — 掃除・メンテナンス

コーヒーメーカーの掃除・メンテナンスガイド|クエン酸洗浄からパーツ交換まで【2026年版】

コーヒーメーカーの掃除方法を種類別に解説。クエン酸による水垢除去、ミルの清掃、パーツの交換時期まで、長く美味しく使うためのメンテナンス知識をまとめます。

updated: 2026-04-10

なぜコーヒーメーカーの掃除が必要なのか

コーヒーメーカーを使い続けると、内部に水垢(カルキ)、コーヒーの油脂(コーヒーオイル)、カビが蓄積します。これらが放置されると以下の問題が発生します。

掃除の頻度の目安

お手入れ内容頻度
水タンクの水洗い毎日
フィルターバスケットの洗浄使用後毎回
サーバー(ポット)の洗浄使用後毎回
クエン酸洗浄(内部洗浄)月1回
ミル(グラインダー)の清掃週1回(全自動の場合)
パッキン・パーツの交換1〜2年ごと

クエン酸洗浄のやり方(ドリップ式)

コーヒーメーカー内部の水垢を除去する最も効果的な方法が、クエン酸を使った洗浄です。

用意するもの

手順

  1. クエン酸を水に溶かし、水タンクに入れる
  2. フィルターやコーヒー粉はセットしない状態で、通常のドリップモードで全量を抽出する
  3. 抽出したクエン酸水は捨てる
  4. 水タンクにきれいな水を入れ、もう一度ドリップモードで全量を流す
  5. 手順4をさらに1〜2回繰り返し、クエン酸の残りを完全にすすぐ
  6. 最後にサーバーとフィルターバスケットを水洗いする

注意: クエン酸のすすぎが不十分だと、次に淹れたコーヒーに酸味が混ざります。すすぎは最低2回、できれば3回行ってください。

全自動エスプレッソマシンのメンテナンス

デロンギやユーラなどの全自動マシンは、ドリップ式よりメンテナンス項目が多くなります。

自動洗浄機能を使う

多くの全自動マシンには自動洗浄(リンス)機能があります。電源ON/OFF時に自動で内部を洗浄するモデルが一般的で、この機能はオフにしないでください。

除石灰(デスケーリング)

全自動マシンでも水垢の蓄積は避けられません。メーカー専用の除石灰剤を使って定期的に洗浄してください。

メーカー除石灰剤価格推奨頻度
デロンギEcoDecalk約2,000円2〜3ヶ月ごと
ユーラデスケーリングタブレット約2,500円表示時(自動通知)
フィリップスCA6700約1,500円3ヶ月ごと

メーカー専用の除石灰剤を使うことを強くおすすめします。 市販のクエン酸でも代用可能ですが、マシン内部のパッキンやチューブの材質に合わせた配合がされている専用品のほうが安全です。

ミル(グラインダー)の清掃

全自動マシンの内蔵ミルには、コーヒーの油脂や微粉が蓄積します。週に1回、ミル専用のクリーニングタブレットを使うか、ブラシで清掃してください。油脂が固まると挽き具合が変わり、味に影響します。

抽出ユニットの洗浄

抽出ユニット(ブリューイングユニット)が取り外し可能なモデルでは、週に1回水洗いしてください。取り外せないモデルは、メーカーの指示に従って洗浄タブレットを使います。

カプセル式のお手入れ

カプセル式はコーヒー粉に触れないため、メンテナンスは比較的簡単です。

サーバー(ポット)の汚れ対策

ガラスサーバーの茶渋

ガラスサーバーにこびりついた茶渋は、重曹ペーストで落とせます。重曹を少量の水で練り、スポンジに付けてこすってください。メラミンスポンジも有効ですが、ガラスに傷がつく可能性があるため力を入れすぎないでください。

ステンレスサーバーの臭い

ステンレスサーバーは内部を目視できないため、臭いで汚れの蓄積に気づくことが多いです。酸素系漂白剤(オキシクリーン等)をぬるま湯に溶かし、30分〜1時間浸け置きしてからすすいでください。

やってはいけないこと

パーツの交換時期

パーツ交換目安交換費用
ペーパーフィルター毎回使い捨て100枚で300〜500円
浄水フィルター2〜3ヶ月500〜1,500円
パッキン(ゴムリング)1〜2年500〜1,000円
除石灰剤2〜3ヶ月分1,500〜2,500円
ミルクリーニングタブレット月1回使用10回分で1,500円程度

メンテナンスが楽なコーヒーメーカーの特徴

「掃除が面倒で使わなくなった」というのは、コーヒーメーカーの最も多い失敗パターンです。メンテナンスの楽さで選ぶなら、以下の特徴を重視してください。

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